ペリカンズが優勝したら結婚するブログリターンズ

NBA、特にニューオリンズ・ペリカンズについてメインに書いています。

まーすんさんのファン経歴

こんにちは。
今回は、管理者も普段からお世話になっているベテランペリカンズファンのまーすんさん
twitter.com
に、どんなきっかけでペリカンズを見始めたか、というテーマで記事を書いていただきました。




NBAに触れるようになったのは18年くらい前。初めて見た試合はDETとどこかのプレイオフだったと思います。


アレンアイバーソンのファンとなり彼が衰えだした頃、引退後を考え次に応援する選手を探し色んな選手を見ました。


その頃応援していたのはメロ、ハワード、クリスポールなど今も活躍する選手からモンタエリス、ジョニーフリン、TJフォードなどとにかく速い選手に目をつけたりもしました。

でもその選手達はアイバーソンにはならないし、なれないので、2010年に彼が引退してからしばらくどこのチームも応援出来ず宙ぶらりんになりました。


2010-11シーズン、特に注目するチームもなく3月にクリスポールvsデリックローズ目当てでニューオーリンズホーネッツatシカゴブルズを観戦。

この年はデリックローズが史上最年少MVPを獲得。

対するホーネッツはクリスポール以外は酷い言われようのチームでした。


オールスターのデビッドウエストこそいましたが、彼もPF/Cの割に外に逃げてばかりだという声もありましたし、ビッグマンとしてはリバウンドが弱かったです。

実際にクリスポールのいない試合やシーズンの勝率は酷かったです。


2011年3月8日(日本時間)NOHatCHI。

今でも忘れないこの試合。目当てのクリスポールは欠場。

加えてスタメンSFだったトレバーアリーザも欠場で「あー、これは見るのどうしようかなぁ……」と思いました。


しかしローズもアイバーソンの後継者候補として見たかったのでとりあえず観戦する事にしました。


相手インサイドはジョアキムノア、カルロスブーザー、タージギブソンとリバウンドの強いビッグマンがいましたが、ホーネッツは序盤からディフェンスリバウンドの意識が高く、必死にルーズボールをキープしようしていました。

結果的には12本オフェンスリバウンドを許してしまいましたが、意識の高さははっきり見えました。

この試合はとにかくローズに自由にやらせないようヘルプを徹底していました。

オカフォーとウエストで9ブロック、ローズはFG8/23とかなり抑え込みました。


しかしポールがいない影響なのか、ディフェンスに注力しすぎたのか、ウエストはポストプレイをほとんどしなくなって行きました。

それまでのキャリアでほとんど打っていないスリーを打たされる事になるくらいオフェンスは苦しかったです。


前半は43-43とロースコア、その後も点がとれない展開が続き、残り35秒で6点ビハインド。

まだ追いつける点差と時間でした。

そこで起きたのがポールの代役を務めていたジャレットジャックがノアにボールを奪われます。

ノアはカイルコーバーにすぐにパスを出しファウルゲームとなって投了。


結果は77-85と敗戦。

しかし、ポールなしではドアマットとまで言われるチームがMVPを喫するチーム相手に大善戦。

苦しい状況でも諦めない必死なその姿に僕は心を打たれました。


このチームはどんなに打ちのめされても立ち上がる。

どんなに厳しい状況でも諦めない。

それまで好きな選手がいるからという理由でしか応援して来なかった僕が、初めてチームのファンになった瞬間でした。


何度でも立ち上がる、このチームは絶対に優勝します。



…とのことでした。

なんというか、普通に感動しました。


管理者は2016年から見始めてなんとなく応援しているだけなので、こういう明確なきっかけがあるのは憧れますね。


この後CP3はクリッパーズに行き、チーム名も変わり、ADを指名し、ADの時代になり、そのADもいなくなって、ザイオンが来て…と、この10年間でファンを辞めてもおかしくないようなイベントが数多くあったのに、辞めずにずっとファンを続けているのは本当に尊敬しますね。


管理者も基本的には弱いペリカンズしか見ていませんが、既に他のチームを応援する気は全く起きないレベルにのめりこんでいますね。

不思議なものです。

プレーオフの期間でもシーズンのペリカンズを見返して感想ツイートをしている変態まーすんさん、これからもよろしくお願いします!


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