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【和訳】デビッド・グリフィンの12個の疑問の選択と、2021−22シーズンの展望

 

引用元:

www.thebirdwrites.com

 

ザイオン・ウィリアムソンがプレーオフを知らずに3年目のシーズンを終えることは許されない。

 

普通なら、NBAのベストプレイヤーの一人が移籍した2年後にプレーオフを逃すことは許容範囲であり、予測できることでもある。

 

ところで、ペリカンズは本当に弱かったのだろうか?

 

2019−20シーズンのペリカンズは、コロナでシーズンが中断する前の36試合で22勝14敗で、NetRTG(100ポゼッション換算の得失点)はリーグトップ10だった。Five Thirty-Eightというメディアの予想では、プレーオフに出場する可能性が圧倒的に高かった。

 

しかしバブルでザイオンが”家族の健康問題”を理由に離脱、チームは崩壊しアルビン・ジェントリーの運命を決めた。

 

ザイオンが問題なく出場していて、プレーインに参加してブレイザーズに勝っていたらジェントリーは解任されなかったのではないか。ジュルー・ホリデーをキープし、デリック・フェイバーズと再契約を結び、グリズリーズなどより上のコースを維持できたのではないだろうか?

 

そんな期待感があったにも関わらず、グリフィンはコート内外で大規模な整理を行ったのだ(それについては後述)。

 

2020−21シーズンは怪我人が遥かに少なかったが、シーズン最後の2ヶ月でペリカンズトップ5の選手が合計78試合を欠場した。

 

◯ジョシュ・ハート 25試合

◯ロンゾ・ボール 17試合

◯スティーブン・アダムス 14試合

◯ブランドン・イングラム 11試合

◯ザイオン・ウィリアムソン 11試合

 

グリフィン就任後最初の2シーズンに直面した問題は、シーズンの中断と怪我の増加だけではない。ザイオン3年目に入るにあたり、多くのフロントオフィスの疑問の選択が重くのしかかる可能性がある。ランキング形式で1つずつ見ていこう。

 

12.レイカーズからの2019年の1巡目指名権の扱い

これを結論づけるのはまだ早い。

グリフィンは最終的にアスレチックなビッグマンのジャクソン・ヘイズ、スケールの大きいスコアラーのニキール・アレクサンダー・ウォーカー、ハイエンドなディフェンダーになる可能性のあるディディ・ロウザダを獲得したトレードは勝ちになるかもしれない。

ペリカンズはこのトレードでソロモン・ヒルも放出できた。

 

ただデアンドレ・ハンターは、ペリカンズのニーズにドンピシャだっただろう。

ハンターはペリメーターでのディフェンスとオフェンスのクリエイティビティを併せ持つエリート3&Dのプロスペクトだ。

NAWとヘイズは堅実なスターターに進化する可能性があり、ディディもいずれチームに貢献する可能性があるが、ハンターは来シーズンにでもオールスターレベルになってもおかしくはない。

 

11.バックスからの2020年1巡目指名権の扱い

1巡目下位のドラフトは難しいが、それでもドラフトボードにはRJ・ハンプトンやイマニュエル・クイックリー、デズモンド・ベインなどの魅力的なプロスペクトがいた。彼らのうちの誰かを24位で指名していたら安く、戦力になっていただろう。

 

10.ニコロ・メッリとの契約

ニコラ・ミロティッチの獲得は、デマーカス・カズンズを怪我で失ったあとの2017−18シーズンの大きな助けとなった。次のシーズンのデッドラインにバックスにトレードした後、オフシーズンに同じタイプのメッリを獲得した。

高いバスケIQとパス能力を持ったシューターと思われたが、その力を発揮することはできなかった。2年8Mという安価な契約ではあったが、そのお金をのもっと堅実な使い方があったのではないか。

 

9.JJ・レディックを2020−21シーズンにキープしていたこと

2020年11月、ペリカンズがホリデーをトレードした後、レディックはトレード要求をした。レディックはホリデーとプレーしたくて再建チームにもかかわらず契約したからだ。

レディックはポッドキャストで「客観的に見てフロントオフィスの対応は不誠実だった」と語った。なぜすぐトレードしなかったのか?その後のシーズンで、レディックはキャリア最大ともいえるスランプに陥った。

8.2019−20シーズンのザイオンのPTの管理 

 家族の問題によりバブルを離脱したザイオンだったが、戻ってきてからはプレータイムを大きく制限した。これはプレーインに出場することよりも長期的な利益のためにザイオンのコンディショニングに最新の注意を払った結果だが、ペリカンズはバブルで2勝8敗という成績で敗退した。クリス・ヘインズによると、ザイオンは怪我でもないのに出られないという状況に腹を立てていたとのこと。

他にも全体的にエナジーと集中力の欠如が見られ、2勝8敗という結果でバブルを終えたペリカンズだったが、この結果がジェントリーの去就に影響を与えてしまった側面もあるだろう。

 

7.スタン・ヴァン・ガンディの雇用

 ペリカンズは規律とディフェンスの強化を目的にSVGを連れてきた。が、蓋を開けてみればデッドライン前まで28位のディフェンスで、ロンゾとハートという契約最終年の若手がいたにも関わらずプレーオフにかすりもしなかった。
さらに困ったことに、選手たちとSVGとの間に緊張があったとの報道があった。こういった話が出てしまうのは厄介な展開だ。

6.スティーブン・アダムスへの過払い

アダムスはコート内外で素晴らしい男だ。

問題は、ペリカンズが彼を獲得するために払った対価が多すぎるということだ。しかもそれによりペリカンズはタックスギリギリになり、MLEとBAEを使用することができなかった。
2年35Mの契約延長をプレーする前に結んだが、価格に見合う活躍をしたとは言い難いだろう。

 

5.ADのトレードにクズマを含まない

Just kidding.(なーんてね、的な意味)



4.エリック・ブレッドソーを残したこと

多くの人が、指名権を得るための”身代金”と考えているが、その負担は過小評価されている。最終年は3.9Mしか保証されていないため、サラリーダンプをするのは容易であると想定されているが、現実はそうはいかないだろう。

ヒルは明らかに資産だった。今シーズンは9.6Mで、来シーズンは2Mしか保証されていない。さらにプレー面でも高確率のシューティングで貢献できただろう。

 

3.ブレッドソーをベンチから出せなかったこと

バックス時代より明らかにパフォーマンスが低下し、ボディーランゲージやゲームに対する姿勢も良くなく、数字でも最低レベルで勝利に貢献していないのにスターターで出し続けた。これは擁護の余地もない。

2.グリフィンの記者会見

グリフィンは無意味に物議を醸すコメントを残す傾向にある。公に選手を持ち上げる癖があり、それは聞こえはいいが、選手にとってはプレッシャーにもなるのでやめたほうがいいだろう。

その他もペリカンズの未来を担うことを示唆したフェイバーズと再契約を結ばなかったり、トレードしないといったホリデーをトレードしたりと、少々不誠実ではないか。
ザイオンが指を骨折したときも、明らかに不運な怪我だったのにちゃんとコールをしなかった審判のせいにして罰金も受けた。

そういう部分がレディックにも伝わっていたのではないか。

1.アンハッピーなザイオン

グリフィンが第一に優先すべきは、ザイオンを幸せにすることだ。

シーズン終了後の「がっかりだ。他に何か言ったら全部嘘になる」というコメントや前述のバブルでのフラストレーションなどを考えると、ザイオンが不満を抱えているのは間違いないだろう。

 

2021−22シーズンの展望

このオフシーズンは非常に重要だ。制限付きFAのロンゾ、ハート。そして限られた時間の中でジェームズ・ジョンソン、エルナンゴメスへの対応をしなくてはならない。

 

ザイオンはロンゾの残留を望んでいる。ただロンゾのサラリーが高騰する可能性があるのがそれを難しくする可能性がある。高いサラリーで再契約をすると今後が苦しくなってしまうが、すでに前述のように不満を示しているザイオンをさらに失望させるためにロンゾを失うというのは難しいだろう。

 

また、ブレッドソーのトレード相手を真剣に探さなければならないだろう。彼のプレーぶりを見るとそれはかなり難しいだろう。

 

グリフィンとフロントオフィスは将来性を妥協せずこのオフシーズンを上手く立ち回らなければならない。もうプレーオフに出られませんでした、は許されないだろう。また出られないような事があれば、不満はもっと大きく、さまざまなところから出るようになるだろう。

 

感想

思ってた1000000万倍ぐらい大変で草

直訳はめちゃくちゃ読みづらいので端折りながらも意味は違わないように再編して…読みやすさ重視でしたがいかがでしょうか?ちょっと端折りすぎた気がしますが今の僕の能力だとこれが限界、精進いたす

 

内容に関しては、あまり好きじゃない記者で納得行かない部分も多かったですが、グリフィンの発言に関しての部分とかはそういう視点もあるな、と勉強になりました。ちょっと悲観的なムードが漂う内容ではありましたがそこまで心配しなくても大丈夫かなと個人的には思いました。

 

確かにすべてが上手く行っているとは言えませんが、やったことは理にかなっていてっ結果は仕方ないかなと。SVGと選手間に関しては結構心配ですね。

 

あまりに大変なので和訳はあまりやらないかもしれません、では