【和訳】ロサンゼルス・レイカーズのオフシーズンに向けた動き:ロスターを再構築するために限られたオプション
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これは前回優勝チームの思い描いていたものではない。
NBA史上、最も短いオフシーズンを過ごし、チームのレギュラーシーズンの成績を低迷させたレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの怪我があった後も、ロサンゼルス・レイカーズはプレイオフで勝ち進むという期待を担っていた。
7位シードにもかからず、彼らはウェスタンカンファレンスを勝ち抜き、2年連続でのNBAファイナルに進出するという本命予想がなされていた。
しかし、フェニックス・サンズによってファーストラウンド敗退に追い込まれ、彼らはプレイオフから退くことになった。
すでにジェームズとデイビスが共に意志を固め、来季の巻き返しを期待している中、ロブ・ペリンカとチームの関心はデニス・シュルーダー、アレックス・カルーソ、そしてアンドレ・ドラモンドを含め、今夏、フリーエージェント(以下FA)となる複数の選手がいるロスターの再編成に向かっている。
FAの序列
今オフシーズン、レイカーズのロスターは黄色信号状態である。
ジェームズとデイビスの2人のフランチャイズプレイヤーは、少なくとも2022-23シーズンまで契約下にある(デイビスは2024-25シーズンまでの可能性がある)
しかし、このスターデュオ以外だと、来季の契約保障されている選手をたった3人しかレイカーズは保有していない。
→カイル・クズマ、ケンタビオス・コルドウェル=ポープ、そしてマルク・ガソルだ。モントレズ・ハレルが9.7Mのプレイヤーオプションを行使するかにもよるが、レイカーズは今オフシーズンで9人の選手がFAになる可能性がある。
そして、2019年とは異なり(デイビスのトレードを行った後でさえ、レイカーズがFAで35Mを使うことができた)、レイカーズは契約保障された5選手だけで、すでにサラリーキャップを超過している。
これによってレイカーズには限られたオプションしか残されていない。
レイカーズはシュルーダー、カルーソと/もしくはテイレン・ホートン=タッカーを含めたFA選手を組み合わせて連れ戻すことはできるが、多額のラグジュアリータックス*1を払うことになる。
これによってレイカーズは、より額の大きな9.5Mのノンタックスペイヤー・ミッドレベル・エクセプション(フルMLE)ではなくて、5.9Mのタックスペイヤー・ミッドレベル・エクセプション(ミニMLE)の使用に制限される。
*2
NBA史上タックスの支払いの最高額は91Mだが、2021-22シーズンでレイカーズは、250Mをロスターに費やすことになるだろう。
費用を削減するために、レイカーズはFA選手の大半を手放すこともできるが、そうすると、ロスターのニーズを充足するために9.5MのフルMLEとミニマムサラリー・エクセプションしか残されないことになる。
どちらにせよ、ペリンカとフロントオフィスは自チームのFAにどうやって優先順位を付けていくかということから始めるべきだろう。
デニス・シュルーダー
レイカーズの最優先であり、最も費用がかかるのはシュルーダーだ。
12月にエイドリアン・ウォジェナロウスキー氏が報告していたように、デニス・シュルーダーは2年3400万ドルの延長契約を断った。
シュルーダーはトレードで獲得されたため、新しい契約内容は当時のレイカーズが提示できる最大のものであった。
*3
それから3か月後、シュルーダーは自分自身の実力に賭けて、今度はレギュラーシーズン中に許されている最大の契約内容*4である、4年84Mの延長契約を断った。
18.7Mのキャップヒット*5は、2021-22シーズンにおける全ポイントガードの中で19位であり、トロント・ラプターズのフレッド・ヴァンブリートのサラリーに匹敵する金額である。
これはシュルーダーがレイカーズでの自身の将来を見据えていないというわけではない。
ESPNのデイビッド・マクメナミン氏によれば、「俺は長くレイカーズの選手でありたい」とシュルーダーは語った。「公正でありたいだけなんだ」
シュルーダーは依然として契約下にあり、厳密に言えば8/1になるまで延長契約を結ぶことができるため、FA交渉が解禁になる前に、双方は新しい契約を交渉するための独占的な門戸を持ち合わせている。
いったんその門戸を開放してしまえば、レイカーズは市場にシュルーダーの次の契約がどのようなものになるかに影響を与えることだろう。
しかし、シュルーダーは制限付きFAではないので、レイカーズはマッチをする権利を持ってはいない。
ニューヨークやシカゴに彼を奪われてしまうと、レイカーズのバックコートに巨大な穴を残すことになり、これがシュルーダーに有利な働きをすることになる。
もしシュルーダーに対して不利なことがあるとすれば、彼がマイク・コンリーJr.、スペンサー・ディンウィディ、カイル・ラウリー、ロンゾ・ボールそしてもしかするとクリス・ポールを含めた、層の厚いFAポイントガードの一人であるということである。
もしニューヨークとシカゴが別のFA選手に向かっていく場合、サラリーキャップの空きとポイントガードを必要とする2つの条件を持ったチームは限られるという事実もある。
スパーズ(デジョンテ・マレーとデリック・ホワイト)、
ホーネッツ(ラメロ・ボールとテリー・ロジアー)、
マーベリックス(ルカ・ドンチッチとジャレン・ブランソン)、
ヒート(制限付きFAのケンドリック・ナンを有している)、
ラプターズ(トレードデッドラインで彼を獲得していたかもしれなかった)、
そしてサンダー(行ったことがあり、プレーを経験したことがある)
はミッドレベル・エクセプション以上をシュルーダーに提示することができるチームだ。
ProFitX(人工知能を用いたパフォーマンスと財務予想ツール)によれば、シュルーダーの初年度のサラリーは19.9Mと見積もられ、84Mの延長契約の初年度に獲得したであろうサラリーより、少しばかり高くなる。
新契約は4年89Mになるようだが、サラリーに加えて、シュルーダーの次の契約の年数にも注視する価値がある。
ジェームズがFAになり、デイビスとクズマだけが契約下となる2023-24シーズンにロスターを再編成することができると知っていながら、レイカーズは何年も強気な態度を取り続けるのであろうか?
今すぐ勝利を目指すチームだからこそ、選択の余地はないのかもしれない。
テイレン・ホートン=タッカー
2019年の2巡目指名である彼は、ルーキーシーズンにGリーグで38試合に出場していた状態から、今季はベンチから平均20.1分と9.0点を記録するまでに変貌を遂げた。
しかし、サンズに敗れたファーストラウンドシリーズにおいて、ホートン・タッカーはほぼローテーション入りすることなく、ゲーム1と2を合計して13分の出場で、ゲーム3と4では全くプレーすることが無かった。
2019年にルーキーで2年契約を結んだホートン・タッカーに対して、レイカーズはアーリー・バード権*6を持っている。
レイカーズは他のFAにキャップスペースを使っていたので、その時に彼と今より長い契約を結ぶことができなかった。
ホートン・タッカーがアーリー・バード権を持っているので、ロサンゼルスは初年度の年俸を最大で11M(NBAの平均サラリーの105%)までに設定して契約を提示することができる。
もし彼とアーリーバード例外条項を用いて契約を結ぶことになる場合、オプション年数を含めずに最低でも2年間の契約にならなければならない。
興味深い点はキャップスペースに余裕のあるチームが、ホートン・タッカーへの複数年オファーをバックロード式(1∼2年目の契約は安めに設定され、それ以降の年に高くなるやり方)にして、3年目と4年目に大幅な昇給を与えることができるということだ*7。
15Mのキャップスペースを持つチームからの、そのような契約の一例は次のようになるだろう*8:
- 2021-22:9.53M(ノンタックス・ミッドレベル)
- 2022-23:10.00M
- 2023-24:19.75M
- 2024-25:20.74M
- 合計:60.00M
- 平均:15.00M(キャップスペースがある場合)
ロサンゼルスはこのオファーシートにマッチする権利を持ってはいるが、サラリーキャップを超過しているため、契約を平均化することができず、ホートン・タッカーを2023年からレイカーズで一番の高給取りに据えることとなる。
アレックス・カルーソ
我々はレイカーズのFA選手でシュルーダーを最重要視したわけだが、カルーソは僅差でそれに次ぐ存在だ。
ロスターで一番在籍期間が長いこのガードは、今季の全選手の中で4番目のディフェンスレーティング(101.2)に位置し、レイカーズがリーグでトップのディフェンシブチームに位置した大きな要因となっている。
彼は3シーズン以上ロスター入りしていたため、カルーソはラリー・バード権*9を持っていて、レイカーズは最大でサラリーキャップの25%まで、そして最長で5シーズンの契約を彼に提示することが可能だ。
ウィンドホースト氏によれば、リーグの幹部は9.5Mのミッドレベル・エクセプションの範囲内で、カルーソが数チームからの関心を引き寄せる可能性があると思っているようだ。
このサラリーはProFitXがFAでのカルーソに対して見積もった平均値の8.0Mに一致している。
良い比較対象はディアンソニー・メルトンが昨年の11月にメンフィス・グリズリーズと結んだ4年34.6Mの契約だろう。
アンドレ・ドラモンド
クリーブランド・キャバリアーズにバイアウトされた後に、ドラモンドが比例配分されたミニマム契約*10を結んだ際、元オールスターは1年限りのレンタルになるのだろうと考えられていた。
しかし、最近のザック・ロウのポッドキャストでデイビッド・マクメナミンが語ったように、レイカーズはドラモンドをそれ以上の存在としてみなしている。
レイカーズはドラモンドが形式的な先発になることにとても入れ込んでいた。そして、明らかに彼は形式的なもの以上の出場時間を得ていた。
それはドラモンドにとって重要なもののように思えるし、それはレイカーズのフロントオフィスにとっても重要なことだ。
というのも、彼らは傾聴する全ての人にこう伝えているからだ:「これは単なる半シーズンのバイアウト市場のレンタルではないんだ。アンドレ・ドラモンドはこのフランチャイズと共に進んでいく未来の一部なんだ」
彼らのサラリーキャップ状況とノン・バード権*11を所持するドラモンドのせいで、FAでレイカーズが提示できる最大金額は5.9Mのタックスペイヤー・ミッドレベル・エクセプションになる可能性が高い。
より多くの金額を割くためのサラリーの枠を作ることは、たとえレイカーズが望んでいるとしても容易なことではない -- サンズに敗れたゲーム6でドラモンドは全くプレーしなかった。
もしレイカーズがドラモンドとの再契約にタックスペイヤー・ミッドレベル・エクセプション以上の金額を費やすと、ふたたび142Mのハードキャップとなるだろう*12。
つまり、ドラモンドと9.5Mのフルミドル*13で契約することは、シュルーダーやカルーソそしてホートン・タッカーを含めた自チームのFA選手、ないしはもしかするとコルドウェル・ポープかクズマを含めたすでに契約下の選手を犠牲にすることになるだろう。
モントレズ・ハレル、マーキーフ・モリス、ウェスリー・マシューズ、ベン・マクレモア
4人のベテランの出場時間は、ジェットコースターのように浮き沈みの激しいものであった。
ハレルはクリッパーズで年間最優秀シックスマン賞を受賞したから、レイカーズでは今年のプレイオフ期間では2度の不出場を記録し、ローテーション外になった。
7/31のオプトイン期限までに、ハレルと代理人は同等の金額(かそれ以上の)とより明確な役割を提示するチームがあるかどうか確かめるために、リーグの状況を詳しく見てみるだろう。
彼はプレイヤーオプションを保有しているため、契約をオプトインするまではトレードされることはない。
今季、モリスは27試合を先発で出場したが、怪我を負ったデイビスの代わりにゲーム5で先発を担うまで、プレイオフではレイカーズのローテーション外になっていた。
彼はアーリー・バード権を持っている;レイカーズは、彼と選手の平均サラリー(1100万ドル)までの契約を結ぶことができるが、契約年数は最低でも2年でなければならない。
マシューズはレイカーズでの最初のシーズンで、出場時間(19.5分)、フィールドゴールパーセンテージ(35.3%)、スリーポイントパーセンテージ(33.5%)、得点(4.8点)がキャリア最低の平均記録となった。
マシューズは昨年11月に3.6Mの契約を結んだ。
マシューズはノン・バード権を持っており、レイカーズが彼と契約できる最大金額は4.3Mになる。
マクレモアは4月にレイカーズと契約した後に、21試合に出場して17.5分と8.0点を平均で記録した。
しかし、プレイオフでマクレモアは不出場の試合が2試合あり、敗北を喫したゲーム6ではわずか30秒の出場にとどまった。
もし4人のベテランがチームを去る場合、レイカーズは1巡目指名権、5.9Mのタックス・ミッドレベル、そしてベテラン・ミニマムを組み合わせて彼らの代わりを探すこととなる。
外部オプション
過去2シーズンではキャップスペースを超過して選手を獲得したり、自チームの選手を保持したりする他の手段があることを示してくれた。
2019年以降、昨オフシーズンでヒューストンに行ったクリスチャン・ウッドを含めて、サイン&トレードでチームを変更した選手が16人いる。
貴重な補強のリソースではあるが、オフシーズンにサイン&トレードで選手を獲得するチームは142Mのハードキャップとなる。
そしてそのような動きをするために、レイカーズは幾分の創造性と膨大なサラリーの差し引き計算を行う必要があるということを意味している。
例えば、レイカーズがクズマ、コルドウェル・ポープ、2027年のプロテクト無しの1巡目指名権、そして1巡目指名権の交換権をデマー・デローザンとのサイン&トレードでサンアントニオとトレードすることもあり得る。
そのようなトレードは理論上可能だが、レイカーズがシュルーダー、カルーソ、ホートン・タッカー、そしてもしかするとドラモンドを保持したまま、その動きをして142Mのハードキャップの基準額を下回ることができる可能性は非常に低いだろう。
オフシーズンのキャップ分解
チームの需要
- 先発と控えのポイントガード
- 各ポジションでの層の厚み
ロスター構築に活用できる資源
- ドラフト:1巡目指名権を保持ないしはトレードで使用する
- 王者の資本:レブロンとADという存在
- 例外条項:5.9Mのタックス・ミッドレベル
- 現金:トレードで5.8Mを送るまたは受け取る*14
注視すべき日程
- 8/1までに、レイカーズはホートン・タッカーに対して1年2.1Mのクオリファイングオファーを提示し、制限付きFAにすることが見込まれる
- 7/31にまでに、ハレルは来季の9.7Mの契約をオプトインするかどうかをレイカーズに通達しなければならない。もしハレルがオプトアウトする場合、2021-22シーズンで彼に支払うことができる初年度の最大額が11Mになる。
- アルフォンゾ・マッキニーの1.9Mの無保証契約に関して、今オフシーズンで期限となる日付はない。
制限
- ハードキャップ(スペース1.5M以下)はまだ適用され、FAの解禁日に解除される。
- レイカーズがトレードで使用可能な、年度的に最短の1巡目指名権は2027年のものになる。2021年の1巡目指名権はドラフト指名をされた時点でトレードすることができる(昨年のシュルーダーの時と同じように)
- クズマのポイズンピル規定*15はFAの解禁日に解除されることになる。
- 1.9ドルのマッキニーの契約は無保証なので、トレードでは支出分のサラリーとして勘定することはない*16。
延長契約候補
- ロスター上で契約を延長させることができる選手はマッキニーだけだ*17。
ドラフト
レイカーズは上位7位に入らなかったことで、今季の1巡目指名権を保持している。
レイカーズはペリカンズに、2022年のプロテクト無しの1巡目指名権を支払う義務があるが、ロサンゼルスはドラフト当日の夜もしくは8/3にモラトリアムが解除された後に、2021年の1巡目指名権をトレードすることができる。
これはレイカーズが全体28位で指名したジェイデン・マクダニエルズと、ダニー・グリーンをデニス・シュルーダーとの交換でオクラホマシティーに送った、昨年11月に起きたことだ。
2022年に、ニューオーリンズに支払わなければならない1巡目指名権の他に、レイカーズはペリカンズに、2024年か2025年(ニューオーリンズは先送りする権利がある)のプロテクト無しの1巡目指名権を支払わなければならない。
また、ペリカンズは2023年のレイカーズの1巡目指名権との交換権も持っている。
ESPNのジョナサン・ギヴォ二ーとマイク・シュミッツは、7月のレイカーズの指名について次のように述べている:
22位(自前の指名権)アヨ・ドスンム| SG | イリノイ大学
ペリンカは2019年の就任以降、ドラフト関連のトレードを3回行っている。
デイビスのトレードの一部として、レイカーズはニューオーリンズに4位指名のデアンドレ・ハンターのドラフト権利を送っていて、彼はその後アトランタにトレードされた。
同じドラフトにおいて、レイカーズは2.2Mと2巡目指名権をオーランドに送って、ホートン・タッカーのドラフト権利を獲得した。
今回はレイカーズファンのとまブラさんとのコラボでした。
とまブラさんが訳し、僕が解説を付けるというスタイルですね。
和訳はかなり疲れますが解説だけだと結構楽ですね(小声)
レイカーズは非常に難しい状況に立たされていますがどういう選択をするのでしょうか…オフシーズンが楽しみですね。
*1:定められた基準額(タックスライン)を超過した場合に、超過した差額に対応する税金
*2:チームサラリーの状況によって使えるMLEが異なる。使用後に推定142Mのエプロンを超える場合はミニMLE、超えない場合はフルMLE、サラリーキャップ未満ならルームMLEというものが使える
*3:トレードされてから6ヶ月間(今シーズンは短縮シーズンなので短縮)は残っている契約含めて3年、昇給率5%までの内容でしか契約延長できない
*4:ルーキースケールでない選手の契約延長は残っている契約含めて最大5年、初年度のサラリーは延長前のサラリーの120%まで、昇給率8%まで
*5:選手のサラリーのうちチームサラリーに計上される金額
*6:選手と再契約する際にサラリーキャップを超えても良いという権利。同じチームに2年在籍するか2年契約を終えると得ることができる。元々のサラリーの175%か、昨シーズンのリーグ平均サラリーの105%のどちらか高い方まで(THTは後者に該当)の2〜4年、昇給率〜8%の契約を結ぶことができる。
*7:こうなってしまうのはギルバート・アリーナス条項という制度があるため。他チームが元チームのアーリーバード権でマッチできないオファーを出せないように、リーグ在籍2年以下の状態でFAになった1巡目指名以外の選手に出すオファーの初年度の金額が制限される。
*8:このようなオファーを出すチームには平均額(この例だと15M)のキャップスペースが必要
*9:
選手と再契約する際にサラリーキャップを超えても良いという権利。同じチームに3年在籍するか3年契約を終えると得ることができる。マックスサラリーまでの1〜5年、昇給率〜8%の契約を結ぶことができる。
*10:シーズン途中にミニマム契約を結ぶ場合、残りのシーズン日数分の日割りサラリーになる
*11:
選手と再契約する際にサラリーキャップを超えても良いという権利。1年以下の契約を終えると得ることができる(10日間契約以外)。元々のサラリーの120%か、ミニマムサラリーの120%か、クオリファイイングオファーのどれか高いものまで(ドラモンドはミニマムサラリーの120%に該当)の2〜4年、昇給率〜8%の契約を結ぶことができる。
*12:2020-21シーズンはモントレズ・ハレルにノンタックス・ペイヤー・ミッドレベル・エクセプションを使用したためハードキャップとなっていた
*13:ノンタックス・ペイヤー・ミッドレベル・エクセプションの俗称
*14:トレードで現金を扱う場合、1シーズンで放出と獲得それぞれの限度額が決められている
*15:ルーキー契約を延長した選手は、その契約が実際に始まるまでの間、トレードの際のサラリー合わせが非常に困難になるという仕組み
*16:無保証・部分保証の契約の選手をトレードする場合、放出する側のサラリー計算は保証されている額分のみで行われる
*17:契約延長は3年以上の契約で可能で、3〜4年契約は契約後2年経過時点、5〜6年契約は3年経過時点で可能となる